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睡眠不足の問題

 忙しい現代人にとって,寝る間も惜しむ日々が続いているのではないでしょうか.

 NHKの調査で,日本人の睡眠時間は年々減少傾向にあり,少し古いのですが2010年で平均7時間14分(平日),40代女性は6時間28分と最も短い結果となりました[1].別の調査の海外 (アメリカ,カナダ,メキシコ,イギリス,ドイツ) との比較でも日本人の睡眠時間は短く,平均6時間22分という結果が出ています[2].なお,次に短いのはアメリカで6時間31分でした.

 また,米国では1990年代後半から話題となり,国内では昨年厚生労働省が発表した国内のインターネット依存症の中高生が51万人という推計[3]が発表され,正に大人から子供まで睡眠不足な現代人が浮き彫りとなりました.
最近の研究で,理想的な睡眠時間は6時間半~7時間,という報告があります.アメリカの大規模調査では7時間半が最も死亡率が少なかったそうです[4], [5].一方,寝過ぎも良くなく,7時間半以上の睡眠は短命傾向にあるそうです.また,睡眠と脳の老化との関係についても調査がされており,7時間が最もよい睡眠時間だそうです[6], [7], [8].IKEAの調査では,睡眠不足による経済損失は東京で4,757億円だそうです[9].

 さて,睡眠不足になると,どの様な悪影響があるのでしょうか.

 WebMDが10個に症状をまとめています[10], [11].かいつまんでいくと,
  ・事故を起こしやすくなる
  ・能力が低下する
  ・生活習慣病にかかりやすい
  ・性欲減退
  ・うつ病にかかりやすい
  ・肌の老化
  ・肥満
  ・死にやすい
  ・忘れっぽくなる
  ・判断を誤る
といった症状です.特に不眠症と感じる方は,うつ病の可能性があります.また,睡眠不足は満腹感をもたらすレプチンの濃度を下げ,食欲を刺激するグレリンを高め過食になりがちとなり,上述の通り肥満をもたらします[12].さらに,4時間睡眠を1週間続けた実験で,被験者は糖尿病患者の様な高血糖状態になったそうです[13].がんのリスクも高くなるそうなので,7時間の睡眠時間を確保したいものです.

[1]小林利行, 諸藤絵美, 渡辺洋子. "日本人の生活時間・2010~減少を続ける睡眠時間,増える男性の家事~". 日本放送協会世論調査部. 2011-4-1. http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2011_04/20110401.pdf. (viewed 2014-3-9).
[2]National Sleep Foundation. "2013 International Bedroom Poll - Summary of Findings". http://sleepfoundation.org/sites/default/files/RPT495a.pdf. (viewed 2014-3-9).
[3]日本経済新聞. "ネット依存の中高生、国内に51万人 厚労省推計". 2013-8-1. http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0104I_R00C13A8EA2000/. (viewed 2014-3-8).
[4]Daniel F. Kripke. "Sleep less, live longer?". UCSD School of Medicine News. 2002-2-14. http://health.ucsd.edu/news/2002/02_08_kripke.html. (viewed 2013-3-9).
[5]不眠症対策のファイナルアンサー. "理想的な睡眠時間は7時間っていうのは嘘、本当?". http://www.fuminnsyou.com/quiz/suiminjikan/. (viewed 2014-3-9).
[6]Ferrie JE, Shipley MJ, Akbaraly TN, Marmot MG, Kivimäki M, Singh-Manoux A. "Change in sleep duration and cognitive function: findings from the Whitehall II Study.". Sleep. vol.34, No.5. pp.565-573. 20113-1. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21532949. (viewed 2013-3-9).
[7]Susanne Meisel. "Sleep, sleep, glorious sleep…". ‘HEALTH CHATTER’: THE HEALTH BEHAVIOUR RESEARCH CENTRE BLOG. 2012-6-28. https://blogs.ucl.ac.uk/hbrc/2012/06/28/sleep-sleep-glorious-sleep/. (viewed 2014-3-9).
[8]認知症で要介護にならない脳トレ予防の老年若脳. "睡眠時間を間違えると脳が老化する?". http://www.magald.com/column/16-saitekisuimin.php. (viewed 2014-3-9).
[9]坪田聡. "寝過ぎは逆効果? 長生きできる最適の睡眠時間とは". 睡眠/理想の睡眠時間・睡眠不足対処法. All About. 2010-2-18. http://allabout.co.jp/gm/gc/301420/. (viewed 2014-3-9).
[9]イケア・ジャパン. "「睡眠に関する国際5都市比較調査」 “睡眠後進国”日本の首都・東京 ~ ロンドン、ストックホルム、パリ、ニューヨークの5都市中、睡眠満足度や日中の暮らしに感じる満足度が最下位!~". PRTIMES. 2013-10-10. http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000006550.html. (viewed 2014-3-9).
[10]Camille Peri. "Coping With Excessive Sleepiness - 10 Things to Hate About Sleep Loss -". WebMD. http://www.webmd.com/sleep-disorders/excessive-sleepiness-10/10-results-sleep-loss. (viewed 2014-3-9).
[11]中田綾美. "油断すると命とり!睡眠不足が招く恐ろしい症状8個". WooRis. 2013-9-10. http://wooris.jp/archives/52237. (viewed 2014-3-9).
[12]河合勝幸. "寝不足で糖尿病!? 眠りと血糖値の関係". 健康・医療. All About. 2008-2-25. http://allabout.co.jp/gm/gc/300414/. (viewed 2014-3-12).
[13]Business Journal. "1週間の4時間睡眠で糖尿病リスクが一気に上昇…明らかになる睡眠不足のデメリット". 2014-3-11. http://biz-journal.jp/2014/03/post_4347.html. (viewed 2014-3-12).
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